高岡英夫 -待望の復刻刊-
『完全版「本物の自分」に出会うゆる身体論』(さくら舎)
*本書は静山社より刊行された『「ゆるめる」身体学』(2010年4月)を、「はじめに」のみ書き換え、選手名を変更、再編集し、改題したものです。
私の2010年の著書「ゆるめる身体学」は、わたしの作ったゆる体操を中心としたゆる行法(プラクティス)の理論的背景であるゆる理論を多様な学問的視点から解説した、極めて重要な書籍です。これほど重要な書籍であるにも関わらず、この「ゆるめる身体学」が現在入手できなくなっている為、タイトルを改め、出版社「さくら舎」より出版させていただくことにしたものです。この書籍の重要性は今後ますます高まっていくものと考えています。多くの方に手に取っていただくことを望んでいます。
高岡英夫
- ◆発売日:2016年12月7日
- 書 名:完全版「本物の自分」に出会うゆる身体論
- 著 者:高岡英夫
- 出版社:さくら舎
- 定 価:本体1,800円(税別)
- 体 裁:単行本/並製本(ソフトカバー)
- 頁 数:312ページ
運動科学の第一人者がすべてを結集して開発した「ゆる理論」!
アスリートの身体能力アップから、体力・体調が気になる人の不調改善、高齢者の健康対策まで、驚くべき万能パワー。
- はじめに◎いま必要なのは「ゆる思想」
- 序章◎身体も心も脳も一変する
- 第1章◎「ゆるむ」を解剖する
- 第2章◎身体、脳で何が起こっているか
- 第3章◎なぜ身体的・精神的健康度が高まるのか
- 第4章◎身体のパフォーマンスが劇的に向上
- 第5章◎精神面を強力にサポート
- 第6章◎頭の中が鮮明になる
- 第7章◎誰もがいますべきこと
- 第8章◎急ぎたい子どもへの対策
- 第9章◎高齢者の健康対策の突破口になる
- 第10章◎深刻な少子化問題に打つ手
- 第11章◎日本人アスリートへの科学的直言
- 終章◎身体の可能性を花開かせる「ゆる体操」
- おわりに◎人類もゆるむしかない
自分の身体を構成しているのは60兆の動物細胞以外のなにものでもないという事実、つまり動物細胞の構造と機能が持っている特質に出会うこと。次に、社会という動物細胞の性質をきわめて強く拘束し、圧迫する厖大な“記号体系”の中に放りこまれて生きるしかないという事実に出会うこと。そして最後に、ゆる身体論によって思想的に、また方法編でゆる体操を中心としたゆる行法を実践することによって、社会の厖大な“記号体系”による拘束と圧迫を確実に克服することができるという事実に身をもって出会うこと。これら三段重ねの事実に出会うことこそが、本物の自分に出会うことになるのだと私は考えています。(本文「はじめに」より抜粋)
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*運動総研では販売いたしておりませんので、ご了承ください。
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