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高岡英夫の最新刊情報「高岡式 超最強の疲労回復法」6月9日刊行
疲労回復とともに史上最大の高能力を手に入れよ!!

<電子書籍誤配信のお詫び>(2020.6.5掲載)


 5月29日より6月3日までの間、AmazonのKindleストア、楽天Kobo、ソニーのReader Storeなどのオンライン書店から『高岡式 超最強の疲労回復法』の電子書籍が誤って配信されていることが判明しました。

 4月7日に政府から7都道府県に緊急事態宣言が発令、その後(4月16日)宣言が全国に拡大されたことに伴い、大型書店チェーンをはじめ多くの書店が休業せざるを得ない状況となり、またAmazonや楽天などのWeb通販サイトでは、書籍よりも生活必需品の販売が優先されると見込まれたことから、出版社カンゼンの希望により『高岡式 超最強の疲労回復法』の発売日を当初予定していた5月20日から6月9日に変更いたしました(5月1日発表)。本来は書籍発売日の変更にともない電子書籍の配信開始日も6月9日に変更しなければいけないところでしたが、その手続きをカンゼンの方で失念してしまったとの連絡を受けました。

 現在は、すべての書店で配信を一時的に停止し、6月9日より再配信となります。なお、このことにより、すでにご購入いただいた方のデータが消えることはありません。購入ご希望の方は、恐れ入りますが、6月9日までお待ちくださいますようお願い申し上げます。 皆様にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。

  • 高岡式 超最強の疲労回復法
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  • ■ タイトル:高岡式 超最強の疲労回復法

    ■ 著者:高岡英夫

    ■ 出版社:カンゼン

    ■ 2020年6月9日刊行

    ■ 定価:1,800円(+税)*定価が変更となりました。2020.5.1掲載

    A5判/並製本/ISBN978-4-86255-559-5

    * 購入方法:購入ご希望の方は全国の書店・インターネット書店でご購入ください。運動総研では販売しておりませんので、ご了承ください。

    第1章 あなたは知っていますか? 疲労こそ最強高能力をモノにする人生最大の贈り物だ!!
    第2章 超最強高能力疲労回復法の方法論
    第3章 呼吸法による超最強高能力疲労回復法
    第4章 史上最大に高能力化する脳の疲労回復法

 

 運動科学の第一人者が、過去100年の全スポーツ史において数人しか存在しない人類史上最高の超スーパーアスリート=ボルト、ジョーダン、メッシ等の能力メカニズムから導き出したアイデアを応用して編み出した史上最強の疲労回復&高能力化メソッド “超最強高能力疲労回復法” 。

 超スーパーアスリートの最高状態のメカニズムの根底は、身体を最も自由に矛盾なく使いこなす “脳の運用システム” だった! その “脳の運用システム” を極めて簡潔かつ快適に夢を持って習得するための工夫がこらされた高岡英夫待望の最新刊。

 一般のビジネスパーソンやスポーツ選手がこの方法を取り入れれば疲労を極めて効率的に取り除けるだけでなく、続けていくと一直線にエスカレーターで登るように高能力化していける!

 疲労回復とともに史上最大の高能力を手に入れよ!!





『高岡式 超最強の疲労回復法』 “はじめに” を公開

はじめに


 世界の超スーパーアスリートの能力メカニズム(以下「能力メカ」)から導き出したアイデアを、一般のビジネスパーソンやスポーツ選手の疲労回復法に使うと、どんな方法よりも優れた効果を発揮し、さらに同じ方法を続けることで、一直線状にエスカレーターで登るように高能力化していくことができます。なぜそれが可能なのか、その疑問に明快な科学的解答を与えながら、そうした疲労回復法を習得していただくのが、本書の目的です。

 では、超スーパーアスリートとは誰のことを指すのでしょう。それは世界のトップ選手たちでさえ、固くドン臭いノロマか下手クソに見えてしまうほどのパフォーマンスを発揮した、過去100年の全スポーツ史上、まさに一握り、数人しかいない選手たちのことです。しかもその選手でさえ、ここで分析の対象となる能力メカを所有していたのは一瞬に近い、まさにその選手の生涯最高の時間内でしかありません。

 その選手は、ウサイン・ボルト、マイケル・ジョーダン、リオネル・メッシ他数名です。そうなのです。ここで分析の対象となるボルトは、100メートル走を9秒8台で走っているボルトではなく、あの9秒58で走ったときのボルトだけなのです。

 ここで読者に、一つ質問に答えていただくことをお許しください。

 その質問はこうです。世界のトップアスリートではなく、超スーパーアスリートの能力の研究で世界の最前線にある国と組織はどこだ、と思われますか? いかがでしょう。

 おそらく読者の大半が、アメリカ、ドイツとか、その国のトップ研究機関を挙げられたのではないでしょうか。確かにトップ選手の能力研究では、それは正しいといえるでしょう。ですが、超スーパーアスリートの能力研究では、その回答は間違いです。世界ナンバーワンの国は日本、組織では私が主宰する運動科学総合研究所(Research Institute of Kinesiology)です。

 なぜ、そのような事態が起きるのか? その答えは明確です。私ども運動科学総合研究所を除く世界の研究機関は、超スーパーアスリートの能力研究を行う理論と方法をそもそも所有していないことがその理由です。その理論と方法に共通する能力ファクターは、身体意識(Body Awareness)と緩解(Loosening)と全方向均等軸呼吸の3点です。

 Body Awareness(以下「BA」)は身体空間を基盤として形成される潜在意識の構造機能で、今日では私どもの研究により500以上の因子とその連関構造が発見されています。スポーツでおなじみの “軸(センター、体軸、正中線)” は、今や誰にも知られるようになった代表的な因子です。 “上・中・下丹田(下丹田はハラともいう)” “重心感覚” “腰(で打つ)” “重み(をのせる)” なども、BA因子といえます。こうした因子は複数の因子が相互に連関し合い構造を形成し、人間の身体や精神のあらゆる能力に膨大な影響を及ぼしています。欧米で盛んなバイオメカニクス・運動生理学・運動生化学や心理学・脳科学が超スーパーアスリートの能力研究を苦手とするのは、それらの学問がBAに対しまったく歯が立たないからに他なりません。

 Loosening は全身の200の骨と500の筋肉(正確には内臓や脈管系など身体全組織を含む)が各々の組織本来の機能を邪魔する硬縮など多くの要因を取り除き組織本来のより完全で理想的な機能的構造的自由度をえること、えるための働きかけなどを指す、概念です。疲労状態にある組織には細胞レベルからの硬縮が見られることがわかっており、今日では私どもの研究開発により全身の多くの組織の細胞レベルからの硬縮の除去= Cell Loosening(以下CL)が理論的・方法的に確立されつつあります。CLの実現度からいえば、ボルトの9秒58で80%、9秒8台で50%、引退時で20%とみることができます。

 呼吸では、体幹の中央を上下に通貫する “軸” を中心に全方向に体幹内圧を伴って均等に体幹が呼吸に連動して拡張縮小する “全方向均等軸呼吸” が、超スーパーアスリートの能力メカの3大因子の一つとなっています。そのうち体幹の下部、横隔膜筋より下の腹腰部で成立する “腹腰圧軸呼吸” は、体幹の崩れを防ぐ体幹強靭化に資すると同時に仙骨・腸骨・腰椎のLoosening による自由運動を保証し、それにより高度な股関節のローテーション運動である “2重中心股関節対芯回旋運動構造” を成立させるものです。その点で、米スタンフォード大学で採用されている “IAP(Intra Abdominal Pressure)呼吸” は、日本伝統の “丹田呼吸” とまったく同じ機序の方法であるという意味も含め高く評価されてしかるべきものですが、同時に典型的にトップ選手の能力メカの因子に止まるものということができます。

 人類史上最高の超スーパーアスリートの最高状態のメカニズムの根底は、我々すべての人間とまったく同じ構造をした身体を、最も自由に最も矛盾なく使いこなす “脳の運用システム” なのです。そうなのです。我々一般のビジネスパーソンであれスポーツ選手であれ誰であれ、疲労に悩まされ、ときにそれが高じて痛みに苦しみ、そして一方高能力化が思うにまかせないのは、身体を自由に矛盾なく使いこなす “脳の運用システム” がない、からなのです。

 本書は、読者にその “脳の運用システム” を極めて簡潔に、極めて快適に、極めて夢を持って習得していただけるよう、そして若干の人間の能力の秘密を解く謎解きの楽しさを味わっていただけるよう、工夫をこらしています。

 それでは、超最強疲労回復法を駆使して、高能力化の旅へご出発ください。

 

 

「カラダチャンネル(運営会社カンゼン)」で『高岡式 超最強の疲労回復法』から抜粋した内容を元にした記事をお読みいただけます。

「そもそも疲労とは何か?『超最強の疲労回復法』著者が説く、疲労とパフォーマンスの関係」(外部サイトへ)

「【超最強の疲労回復法】疲労した部位だけを狙い撃ちできる「動作法的な疲労回復法」とは」(外部サイトへ)

「噂の疲労回復法「下腿膝擦法」で副交感神経を優位に──疲れをスッキリ吹き飛ばす方法」(外部サイトへ)