ホーム > 高岡英夫に聞く 2022年連続講座 最新情報
2022年連続講座の受付は終了いたしました。2022.1.17
この12月14日から20日まで、7日間にわたりいよいよ全上級化の時代をむかえる連続講座(今年までのMAX講座)、おまけ「歩筋(あるきん)トレ」、武協教導会など計11本の映像撮影を終えた高岡先生に、来年一年をうらなう新年1月映像の"ホット情報"をお聞きします。
----まず全8講座がすべて上級となる2022年オンライン「連続講座」ですが、最もわかり易い最大の特徴は何なのですか?
高岡 はい、基盤トレーニング(以下「基盤トレ」)の大改革です。今年一年MAXに参加された皆さんは、いかに基盤トレが重要か、真に底からのレベルアップにどれほど有効かということを、痛切に感じられたことでしょう。
基盤トレーニングの大改革
高岡 そこで英ちゃんはまず第一に、全8講座ごとに基盤トレーニングを違う方法と異なる仕掛けで編成することを、試みました。
----えっ???「基盤---」というくらいですから、本質力の中の各領域・分野つまり各講座間でほぼすべてに共通する内容で構成されるべきものなのではないですか???
高岡 おっしゃる通りですが、旧MAX全8講座と集中講座の上級化突入時代を控えて「イヤッ待てよ!!!」と、基盤トレとメインメソッドの関係を、洗いざらい見直してみたんですよ。
----でも・・・各講座ごとに基盤トレが違うと、基盤となる最重要ともいえる本質力が共通メソッドだからこそ積み重ねられ、磨きあげられるチャンスが失われることになりませんか???
高岡 当然のご心配です。まあっ結果をご覧じろ!!!まず一年を通じて全講座を通貫する共通メソッド部分があり、一方各講座ごとに異なるメソッド部分があり、また共通メソッドも各講座特有の仕掛け・工夫・ディテールでヒタヒタに満たす、という具合にです。
----そういうことですか。それがいいバランスでできたら、トレーニングする私たちにとっては、最善、最高ですネッ。
高岡 そう、基盤トレを大事にされる皆さんにとっては、まず各講座内での他講座には無い取り組みが際立つ面白さと独自の上達をもたらすとともに、複数講座を受講する人には、各講座間で共通するメソッドのグラデーション豊かな重なり合いと異質なメソッド同士の多次元的な掛け合わせの効果が、各上級講座のメインメソッドが要求する"上級脳"をかなりの周到さで準備してくれちゃう、というわけです。
歩筋トレは歩道に匹敵する超重要体系
で、もうひとつの来年連続講座のわかり易い最大特徴は、おまけの「歩筋トレ」に新しい発想による新メソッドを3~5種類ほど加えることで、今年までの方法では不可能だった「歩筋」の上級化を脳疲労なく超オモシロNFB *で成功させることです。
ところで一年前の年末プッシュ記事でも申し上げましたが、「歩筋トレ」は運動科学史上の三つの"難問"を解明することで初めて開発が可能となった、とてつもないほどの価値あるトレーニングメソッドです。
第1問題 「なぜ人類は歩き(直立二足歩行)を選んだのか?」
第2問題 「人類にとって理想の歩きとは何か?」
第3問題 「歩行動作での筋トレは可能か?」
人類のほぼ全ての全身運動の基本運動である"歩き"は、その意味で圧倒的最重要の運動であるにも関わらず、それだけでは筋力不足に陥ってしまうという致命的な欠陥を持っているのです。その欠陥を克服するための方策は、2つしかない。その一つは、猛獣を中心とした優れた野生動物の脳と身体を人類に復元する「歩道」であり、もう一つがこの「歩筋トレ」です。
それほどに重要な価値あるメソッドの体系だからこそ、無料で皆様全員に役立ててほしいと始まったのが、「おまけ」で届ける「歩筋トレ」でした。
この「歩筋トレ」は素晴らしい可能性を秘めているが故に、上級化が必須不可欠なのですが、でもネッ。でもどうしたって、おまけでキツイ脳疲労はマズイでしょう!で、NFBですヨッ。お届けしますよ、2022年のおまけ「歩筋トレ」を超オモシロク・・・NFBで、というわけです。
*NFB・・・「No Fatigue of Brain ★ Dimension」の略称。楽チンで、快適で、楽しくて、愉快で、スイスイ難しいメソッドに深く入っていけて、脳疲労しない脳機能と身体意識の次元のこと。
2022年の歩筋トレ、二つの「新発想」
というわけで今回の撮影で、今年一年を未受講だった方のために既発表メソッドの洗練度を高めた指導部分と超オモシロ第一弾新メソッド紹介部分とを、明快に並べて、この新年1月分映像をバッチリ撮り終えることができました!!!
----で、新しい「歩筋トレ」の超オモシロメソッドたちは、どんな発想のものたちなのですか?
高岡 その場歩きって、専門用語では「定止歩動」というんですが、これには実は「定止前歩動」と「定止後歩動」という全く異なる2つの世界があるんです。
----えっ、世界ですか??
高岡 はい、「世界」というほどに異なるのです。「世界」というくらいですから、ここからとんでもない歩行運動強化のための多様な展開が生まれるのです。で、歩行運動は先ほども言ったように人類の圧倒的最重要の"基本運動"ですから、その展開は、全ての身体運動強化と脳強化に役立つ、というわけです。これが新発想の「その一」です。
で「その二」は、歩脚スクワットと猛獣腕振との連動による新展開です。すでにウナケマスクワットと歩脚スクワットでは相当な内容に取り組んでいただいているのですが、22年はそれを圧倒的に上回る最高に適確な”一発展開”をお届けするつもりです。圧巻の”一発展開”ですから、超お楽しみにッ!!!
----実は私、今年の"歩筋トレ"をけっこう真面目に取り組んだんですが、ハッキリ言って、歩行運動の強化に周到かつ本格的に役立ちました。まず第一に、まさかと思うほど"ウナ/ケマ"が役立ちました。スクワットでも歩脚スクワットでも、やればやるほど重心移動の、x次元では正確化に、y次元では強力化に効きましたネッ。
高岡 ウナ/ケマそれだけで、街歩きにも、基本的脳機能の強化にも、また猛獣腕振との同調連動にも、効いたでしょう。そう人間というのは、実に面白く"有能"にできているんですよ。そのことが、よくわかると思いますッ。
----先生がある月は多数のメソッドをやりまくり、ある月はグッと一発メソッドに絞って詳細にやられてみたり、実に気ままにされているようで、私それにただ真面目に付いていったのですが、その点もスゴク効果が上りました。脳と身体に浸みる、というのが感想ですね。
高岡 一見気ままに見えるウェーブ感あふれる展開が可能なのは、「おまけ」だからなんですよ(笑)。お金をいただいたらあれほど「気まま」にはできませんから(大笑)。でもその実、お届けしているメソッドは科学的に徹底研究開発された、最高最善の内容です。ウナ/ケマもそうですし、肩甲筋トレと猛獣腕振、そして歩脚スクワットもそうです。あの歩脚スクワットなんて結果の格好だけを見たら、昔からのブルガリアン・スクワットですよ。でも脳と全身体の高機能開発からみてもそして運動進化論的にみても全く別物になるよう、完璧な工夫を施してあるわけです。
各講座1月分の撮影は?
--- 来たる2022年の連続講座は「基盤トレ」と「おまけ歩筋トレ」で、素晴らしい展開だった2021年MAXを多角的有効性とレベルアップと面白さで圧倒的にしのぐ、更に魅力的なものになることをすでに確信しました!
高岡 はいっ、確信していただいて良いと思います。が、折角全講座1月分を撮影したばかりなのですから、各講座本編部分についても話させてください(笑)。
まず、「極意上級1月」ですが、「上級の上級の初級」も2年目に入っての「進垂線」ですから、基盤トレでの実効地芯に「想定法」を取り入れ、今まで1玉、2玉、3玉、臨玉上で僅かなことに見えて重大なゴマカシを許していた仙腰ポジションに真向勝負の鍛錬課題を突き付け、私とともに徹底丁寧なトレーニングで乗り越える指導映像が撮れました。
「進垂線」は軸の移動化という重要性に止まらず、「4種玉上軸開発」という4種玉と軸の連関運用なしには決して不可能な脳-身体開発ができる、超重要な"極意"です。今回を好機として、克服を期待します。
次は「極意上徹A+B 1月」です。今年上半期のA「軸タン×裏転子×歩法」はこれまでの「軸タン×ウォークトロ×ラントロ」からのバージョンアップ講座となり、エキスパート諸氏にとって「ウワーッ、ヨダレが出る~~!!」と叫びたくなるほどの取り合わせ。軸タンの「乗来×被感意識×美銀玉」とリアストの「吊られてピトッ」と来たら、1月映像でもう初展開の「定止歩動での追跡センター」を行ってしまいました。これって、下半期のB「進垂線・過反回・軸反回」にもバッチリ以上にお役立ちしちゃうんで、フギャー(笑)!!
--- 私、撮影を拝見していたのですが、あの定止歩動での軸タンと裏転子と追跡センターの連関指導はまったく初めてで、あの絶妙さからの半年さらには一年の進化が一体どうなるのか、イヤーッ楽しみです!!
高岡 さあっ、そして「身体意識上級道場1月」では本道場専用の基盤トレがまず炸裂します。この炸裂には実際ついていくのがやっとなのですが、興味は間違いなく断突に深く、深く、深くなります。その上での本ちゃんメソッドは、圧倒的軸タンの「膝玉芯」「乗来」を駆使しての上級レベルトレから「球芯」開発でのオープニングです。この入りで今年は上級軸タンからの球芯→傾斜球軸→OOBCの流れで、今年足をつけ始めた「地芯×球芯×人芯」の開発が本格化していけるぞーーっ!
そして次に「身体能力上級道場1月」です。この道場は最善・最高のゆる筋トレ専門道場です。この1月には人類至高の天才にしか不可能な"本物中の本物のリアスクワット"を、いよいよ上級レベルでブッ飛んで上達進化してもらうために、裏転子と転子を連動させる"秘術"と皆さんが呼びたくなる方法を、バッチリ指導撮影してしまいました。そして驚いてください。この方法を、この究極のゆる筋トレ道場のみで使う基盤トレとすることを決意しました。
さあっ、そして「ゆる体操能力開発上級道場1月」です。この道場では「足パタ軸乗芯」と超ハイテク系足ネバをこの道場専用の基盤トレとすることに、足パタ軸乗芯では凄い方向付けをすでに指導してしまいました。また1月のメインメソッドとしてやった足ネバでは、「高度溶粘歩動法」でもやっていない上級の特別の体幹開発法を行い、これで一年を足ネバを軸に吊下肋骨、波チャ、割脊のビックリ驚きの展開で楽しむ、上級らしいステキなスタートが切れました!!
そしていよいよ「スーパーウォーク歩道上級道場1月」です。とうとう来てしまいました。何しろ「歩道」は皆さんが取り組んでいる本質力のほとんどを、移動しながら試してみる、使ってみる、役立ててみる、磨きあげてみる・・・とやれるわけだし、やることは誰のためにも何のためにも役立つ、良いことなわけですから。
--- 先生が連続講座DMで「歩道は上級のためにある」と言われた意味がよ~くわかりました。上級になれば使える本質力のアイテムが増え、また上級でなければ使いこなせる本質力も少なく、低い内容のものに止まるからですね。
高岡 その通りです。2022年は姿勢軸A1、2、3の上級化を丁寧に進め、フォアフット軸の上級化とヒール軸(踵推進軸)の初公開を関係づけながら進めます。その1月撮影では姿勢軸A1で背骨を含む大径軸について、そしてフォアフット軸の離地前操作、それに猛獣腕振と軸の上級化についてトレーニングをバッチリ紹介できました。もちろん歩道専用の基盤トレも始まっています。
そして最後を飾る「呼吸の達人上徹D+E 1月」と「宇天気功上徹D+E 1月」です。両者とも見事にクッキリと他講座とは異なる思い切り独自の基盤トレを用意しました。「呼吸」と「宇天」の間でも7~80%は異なるように基盤メソッドを編成したので、両方を受講される皆さんには朗報になるでしょう。
「呼吸」では上半期の「ヒンジ」と「垂腰体」を攻めるために1月から早速に中間息微小呼吸で「向弛緩性収縮」に入っています。下半期は初の「裏日本呼吸」ですから、この重要課目に深く取り組むためにも「垂腰体」への更なる深い取り組みは大いに役立ちます。
また「宇天」ではここ一年取り組んできた一面手法を駆使しての、玉芯創功→玉功における"玉自体能力"の開発にいよいよ取り組みが開始されるにあたり、下半期の「正功」への布石もかね、1月では少しヘビーなほどの指導をさせてもらいました。
で「呼吸」に関して忘れてならないのは、私がかねてより待望の『呼吸五輪書』(高岡英夫著、BABジャパンより2021年12月刊行)が発刊されたことです。この書籍を参考書に取り組むなら、これまで「呼吸の達人」講座を全く未受講の方でも、初めは難しさが伴いますが、2月、3月と重ねるうちに十分にトレーニングできるようになるでしょう。この点はNidoさん担当の「呼吸の達人上級」講座についても同じ期待がもてるでしょう。『呼吸五輪書』はそういう意味でも、皆さんの呼吸法への道を拓く良きバイブルになるでしょう。
--- それは本当にそう思います。私も、実は『呼吸五輪書』を読み進めているのですが、これがあればいきなり「上級」でも「上徹」でも挑戦できるんではないかと、考えていたのです。
高岡 それはいい挑戦です。書籍を深く読み込み、その理解を支えに実際に自身の脳と身体を使って映像トレーニングに取り組む、手間と労力を惜しまない方にとっては、決して無謀な取り組みではないですから。
Nidoさんの「呼吸の達人上級」の話が出たので語っておきますが、Nidoさんの新年を期してスタートする「呼吸の達人上級」と「宇天気功上級」は間違いなく素晴らしい、出色のできになると思っていたところ、1月撮影はまさに、これからの一年をうらなう見事なできばえになりました。実はNidoさんにとっても、この『呼吸五輪書』は彼女に本質力の世界を切り拓き、彼女を後天的天才に育て上げた「総合呼吸法(講座名としては『呼吸の達人』」にとっての"記念碑"ともなるものだからです。もちろん「宇天気功」はこの呼吸法と表裏をなす体系ですから、彼女の新年1月分の映像も実に良いできになりましたッ!
「歌ゆる」も、声に全身体の緩解と身体意識を連動させたい、発声を通して逆にゆる体操を再開発、深化をはかりたいと思われる方は、男性も女性も、年齢に関係なく、ぜひお始めください!歌、音楽はその素晴らしい応援隊と思っていただくと良いです。
そしておそらくNidoさんの「ゆる体操トップレッスン」は、2022年が最後の一年となるでしょう。特に長いことこの講座をごひいきくださった皆さんには、来たる一年を存分に楽しくトレーニングされることを願っています。
以上