ゆる体操ー運動科学総合研究所

新しい画期的な方法により講座全時間にわたる脳活動の高度化を実現

トップ・センターは、あらゆる身体意識の中で圧倒的に最重要なものであるということは、皆さんすでに周知のことと思います。ではそのトップ・センターの学術的な発見者であり、体系的な方法の開発者である私がなすべき仕事とは、皆さん何だとお考えでしょうか。

それは、この内容的にすでに完成の域に達していると考えられる「トップ・センター初級」講座をさらに改善すべく不断の研究を怠らないことだ、と私は考えているのです。

こうした考えに立脚する最近２年間の研究の成果によって、新しい画期的ないくつかの方法を講座の新メニューとして組み込む準備が整って参りました。その中の最も完成度の高い方法に、今回注目することにいたしました。それは具体的にどのようなものかというと、ゆるゆる棒の短棒を使って、脳の体性感覚野を小脳及び中脳とリンクさせながらきわめて高度に刺激する方法です。

この方法は講座のスタートのワークとして取り入れることによって、さらに画期的な効果を発揮するのですが、このメソッドによって体性感覚野の活動性が極度に高まることで、その後行われるすべてのワークのベースライン、すなわち精度が数倍高まることが、昨年10月から本年３月までの指導研究により実証されたのです。

十分な実証研究がなされたからには、一日も早く皆さんのものにしていただくことこそが私の責務ですから、さっそくこの方法を５月の春期集中講座の「トップ・センター初級」で導入し、行うことといたしました。

そのような経緯から、講座タイトルを2010年版「New トップ・センター初級」と変更することになったわけですが、せっかくタイトル変更するわけですから、もう一手、本来なら中級でのみ紹介されている方法を初級に参加されている皆さんが十分学べるように工夫、改変したものを加えて、お届けしたいと考えています。

だからといって、今まで「トップ・センター初級」に参加していた方の複数回参加割引についての条件は、一切変更いたしませんので、すでに受講されていて今回複数回参加になる方も、新しい方法による高度な脳の活動状態と全メソッド群の高度化をお楽しみいただければと思います。

（高岡英夫・談）