2012年冬の高岡英夫スペシャル談話 part2
ゆる筋トレII、IIIが「2013年版New講座」に! New筋トレ法も初公開! (高岡英夫談)
地芯から立ち上がるセンターを利用して、ウナや仙骨、背骨の開発を同時に進める、新しい「ゆる筋トレIII」
今年の大阪冬期集中講座初日の12月15日(土)には、初めて「トップ・センター初級」と「ゆる筋トレIII ベースof下半身」という講座の組み合わせを、それから翌日2日目の16日(日)には「快適肋骨開発法初級」と「ゆる筋トレII ベースof上半身」という組み合わせを発表しました。
まずは初日の講座についてですが、「ゆる筋トレIII ベースof下半身」は当然のことながら、地球の中心である地芯に乗って立ち上がるセンターを利用することができなければ、スティフな筋トレ、つまり“コチ筋トレ”になり、一方、地芯から立ち上がるセンターを利用することによって、また利用できる分だけ“ゆる筋トレ”になっていくという、基本的な原理があります。
しかしながら、そのことについて今までゆる筋トレIIIの講座内で直接触れることはできませんでした。
今回、講座研究がさらに進み、いよいよ地芯から立ち上がるセンターにゆるんで身を任せる、ということをベースにして、TSスクワットにせよ、その他の筋トレ法にせよ、トレーニングを行えるという段階に達したのです。
そうなってくると、ゆる筋トレIIIの講座内容は、地芯、立ち上がるセンターに身を任せるということを、その講座の中でも具体的に触れながら行なっていくことになりますから、当然そのトレーニングを行う前に「トップ・センター初級」を体験していれば、圧倒的にゆる筋トレIIIが上手くいくことに繋がります。そういう背景があって、今回トップ・センターとゆる筋トレIIIを並べたわけです。
つまり、原理的に並べると良いからという理由だけで並べたわけではなく、ゆる筋トレIIIの講座の中身が深まり、今回地芯から立ち上がるセンターに身を任せることを具体的な方法として、初めて指導できる段階に達したので、こういう講座の組み合わせになったのです。
さらにゆる筋トレIIIについて言いますと、今回も行う「TSスクワット」は、運動進化論を背景にしたあらゆるスクワットの中でも最も人間の身体運動開発にとって大切なものです。このTSスクワットは、汲めどもつきぬほど深く豊穣な内容を持っているのですが、それをよりよい状態、高度なパフォーマンスを達成することに繋げるためには、実は仙骨の開発やウナの開発、あるいは背骨系の開発というものを事前に組み合わせることが必要になってきます。これもいままでは手をつけることが出来なかったことです。
冬期集中講座のご案内では、元々「2012年版New講座」として発表していたゆる筋トレIIIですが、今回「2013年版New講座」としてあらたに一部リニューアルすることにし、ウナや仙骨、そして背骨の開発をゆる体操とゆるストレッチを利用、応用しながら加えていきたいと考えています。
先ほども申し上げた、ゆるんで地芯から立ち上がるセンターで、ますますゆるんでいくということをベースとして行っていくわけですから、今までの講座以上に時間がかかることが予想されますが、何とか私と皆さんと大いに集中力を発揮し、時間を何分か残すことが出来るようにして、新しい大変に画期的な筋トレ法を一種類初公開したいと考えております。
ぜひ実現したいと思いますので、よろしくお願いします。
肋骨を吸収土台化させ、さらに駆動土台化へと進める人を増やす「快適肋骨開発法」
2日目の16日は、「快適肋骨開発法初級」と「ゆる筋トレII ベースof上半身」を開催します。
まず、「快適肋骨開発法初級」についていうと、大変よい段階に達しています。前回開催した今年の8月11日(土)の夏期集中講座でこの講座を行ったときには、2種類の肋骨開発法を新しくメインに据えて行うことが出来ました。
これはそれ以前の段階では、わずかに紹介するだけにとどまっていたのですが、メインに据えてその開発を皆さんに取り組んでいただくことに成功したのです。この背景があっての上の話ですが、実は肋骨が身体全体にとってどういう装置であるかということには3つの段階あります。
第1段階は、固定土台、つまり手足、四肢にとっての「四肢固定土台」ということです。
第2段階は、四肢の運動を吸収する土台として使うという意味での「四肢吸収土台」。
そして、第3段階がいよいよ、四肢の駆動装置としての肋骨ということで、「四肢駆動土台」です。
厳しく評価すると、普通の職業についている現代人はすべて、これらのうち第一段階の四肢固定土台にとどまっているといえます。一方で、実はほとんどのスポーツ選手や武道家などもこの段階にとどまっているのです。
第2段階の吸収土台が使えればそれは大したもので、それだけでもう世界的なスポーツ選手になりうるような存在です。
さらに第3段階の駆動土台として肋骨を駆使できる人は、非常に珍しい存在です。あらゆるスポーツ・武道などの分野を見渡しても、歴史上極めて画期的な存在だけです。そういう意味で、皆さんにとってはとにかく肋骨を吸収土台化することが、この講座の第一目標になると思います。前回開催した時にも申し上げたように、2種類のメソッドを深く成功することによって、肋骨を吸収土台化できる人たちが講座内で増えてきました。これはあくまでも高い目標で、大変難しいことだったのです。
さらにごく少数ですが、肋骨の駆動土台化を少し使える人も出てきました。このことを大いに重要なステップとして、つまり自信をもってさらに先へ進め、吸収土台化出来る人をどんどん増やし、そして駆動土台化へと進める人をさらに増やしていきたいと考えています。
肋骨を駆動土台として使うための非常に考えぬかれたNew筋トレ法を初公開「ゆる筋トレII」
実は「ゆる筋トレII ベースof上半身」は、2種類の意味で肋骨の開発が必要な筋トレの分野です。
一つは肋骨を吸収土台として使う。第2段階の肋骨を吸収土台化して使うことに成功していない限り、ゆる筋トレには絶対になりません。なぜ世界中の上半身の筋トレが全部、拘束的な筋トレ、つまりコチ筋トレになってしまったかというと、それは肋骨を固定土台としてしか使っていなかったからです。当然のことですが、ゆる筋トレIIでは、肋骨を揺動土台化して、吸収土台として使う考え尽くされた方法を紹介しています。
もう一つ、実はさらなる発展系としては、駆動土台として使う第3段階があります。今回の冬期集中講座でそれに初めて手をつけたいと思っています。ですから、今回のゆる筋トレIIでは、肋骨を第3段階の駆動土台として使う、非常に考えぬかれた筋トレを一種類初公開したいと思っています。このゆる筋トレIIについてもゆる筋トレIIIと同様「2013年版New講座」としてあらたに発表します。
話は戻りますが、ゆる筋トレIIにはあくまでも肋骨の揺動土台化、そして吸収土台化出来るということがベースとして必要ですから、このゆる筋トレの講座内でも、新たに肋骨の揺動化機能を高めるそれを準備的なトレーニングを入れながらやっていきます。
これによって今まで行ってきたどのメソッドもよりも皆さんの上達が進むと思います。実はこの方法は、上記のような背景が中身として具体化が進むことによって生まれてきたものだからです。つまり快適肋骨開発法をこの講座の前に置いた理由はそこにある、ということです。
そのことによって快適肋骨開発法に参加した人は、ゆる筋トレIIが当然深いレベルで、いい状態で出来ますから、これもまたトレーニングが進むことが期待できます。
ですから、15日も16日もゆる筋トレIII、ゆる筋トレIIとそれぞれの内容が深まり広がったことを背景にしながら、15日はトップ・センター初級と組み合わせ、16日は快適肋骨開発法と組み合わせるということを提示させていただきました。何となく関係があるから並べたということにとどまりませんので、ぜひその辺を大いに期待して、おいでいただけたらうれしく思います。(了)
[大阪開催] 講師/高岡英夫
2012年12月15日(土)9:30~13:00「2012年版New トップ・センター 初級」
2012年12月15日(土)14:00~17:30「 ゆる筋トレⅢベースof下半身」
2012年12月16日(日)9:30~13:00「2012年版New 快適肋骨開発法 初級」
2012年12月16日(日)14:00~17:30「 ゆる筋トレⅡベースof上半身」
講座のお申込みは運動総研コールセンターへ
電話 03-3817-0390(電話受付:10時~18時 日曜・木曜定休)
ファクス 03-3817-7724
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