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脳神経系の機能を最大限に引き出し、能力のベースラインを圧倒的に高める
「2010年版 Newインナーマッスル初級Ⅰ」 (高岡英夫・談)

インナー&インターマッスルに対するアプローチは多様でなければならない

この「2010年版 Newインナーマッスル初級Ⅰ」で扱うインナーマッスルは、体幹部に数多く存在するインナーマッスルのうち、現在、最も知られることになった「腸腰筋」、およびその腸腰筋にスイッチを入れる働きをすると同時にそれ自身も全身の駆動筋として極めて重要な機能を担う「ハムストリングス」という2つの筋肉です。

私はこの非常にスイッチの入りにくいインナーマッスルである腸腰筋に確実にスイッチを入れる、いわば神経科学的な意味での使命を負っていると言っても過言ではないハムストリングスに対して、その性質から考慮してインナーマッスルならぬ「インターマッスル」という専門用語を当てることにしました。

「インター」というのは、高速道路と一般道路を立体交差させることで道路を“相互に”接続するインターチェンジなんかでご存知の通り、「相互に」というような意味があるのですが、一方が弛んでは他方が締まるという拮抗関係により腸腰筋にスイッチを入れる働きをするハムストリングスは、まさに「インターマッスル」という表現がピッタリの最重要な筋肉ということがご理解いただけるかと思います。

さて本講座は、旧「インナーマッスル初級Ⅰ」に対して、どういう位置づけにあるかというと、まず旧講座の内容は今日に至ってもいささかも衰えているということはありません。相変わらず重要な内容に満ち満ちているのです。

では、なぜそんなに重要な内容でできている旧講座に対して、その内容を全く一新したNew講座が必要なのかということをお話しすると、ズバリ腸腰筋とハムストリングスというインナー&インターマッスルのセットに対するアプローチの方法は多様でなければならない、という基本的な理由があるからなんです。

トレーニングを行う個人によって、必要とされる方法は異なってくる

その理由は2つあって、まず1つ目は数多いメソッドのアプローチが可能な身体部分であるということ。そしてもう一つは、トレーニングを行う個人によって必要とされる方法が異なってくることがあり得るということです。

例として、リアストレッチの話をします。リアストレッチが役立たないという人は、リアストレッチが可能である限りは絶対にありえません。ところが、リアストレッチをできない人がいます。例えば代表的なのが高血圧の患者さんです。あと、あまりにも身体が固すぎる方とか、逆に身体が異常なほど柔らか過ぎる方。いずれの方にとっても、私のような立場が専門的に個人指導していけば、つまりその方に合わせた指導をしていけば、同一の方法でも有効なアプローチが可能になってきます。その結果は、論理的な意味で有効性があるように、現実にも有効になるのです。

ところが、残念ながら今の私には個々の方々一人ひとりに対し専門指導を行うだけの時間が全く取れないため、現実的にはそれは不可能なことです。さらにそれ以外にも、その個人の様々な特性、どういう種目をやっているかとか、どういうスタイルのトレーニング法が好ましいかとか、あるいはあまり好まないこととか、体質的なこととか、生活習慣とか、非常に多忙を極めている人なのか、それとも比較的トレーニング時間を悠々と取れる人なのか…、そういう様々な条件によっても指導内容、アプローチが異なってくるわけですね。

したがって、有効なものである限り、できるだけ多くの方法に触れ、自分に最も適したトレーニング法をその中からチョイスし、自分の人生を高める方法を組み立てていくということが、どうしても必要になってくるのです。だから「2010年版 Newインナーマッスル初級Ⅰ」の講座ができたので、旧講座は必要ないのかというと、それはとんでもない話なんですよ。

一方、新講座は、旧講座に対して当然、旧講座が押さえられないような方向からのアプローチを可能にするものも揃えていきます。発想も大胆に異なるものがありますから、そういう点でワクワクする楽しみを味わっていただくことができると思います。

トレーニング効果は脳神経系をどこまで深く引き出せるかによって決まる

 

この「2010年版 Newインナーマッスル初級Ⅰ」講座では、皆さんが非常に慣れている方法、ゆる体操の「ひざコゾコゾ体操」を代表例として取り上げて、その体操がいかにインナーマッスル&インターマッスルのセットに対して、その脳神経系の機構に深く働きかけることができるかというところを十分に学び、体験していただこうと思っています。

このひざコゾコゾ体操を通して、今言った脳のインナーマッスル&インターマッスルの機構に深く入り込むことに成功しますと、その後全てのメソッドのベースラインが上がってしまうんですね。簡単に言うと、その後のメソッドの効果が3倍、4倍というレベルで高まるということなのです。じつはそこに、今日までのトレーニング科学ではほとんど考慮されていない非常に重要な真理があり、私はそれを世界に先駆けて発見し、体系的なトレーニングにまで結びつけたのです。自分で言うのはおこがましいかもしれないですけど、この分野にかけては私は先駆者なわけです。

それはどういうことかというと、トレーニングの正否、つまりいかにトレーニングが効果を上げ得るかということは、脳神経系の機能をどこまで深く引き出すことができるか、ということにかかってくるのです。

たとえば、ある二人の人物が全く同じ「トレーニングA」という方法に出会い、天才的な脳機能を持った人物と、凡庸な人物の二人とも「トレーニングA」を行うとします。そうすると、全く同じトレーニングであるにも拘らず、その効果は何倍も違ってきてしまうのです。今までのトレーニング法、トレーニング科学の考え方だと、その差は一生埋まらないのです。それを称して天性の違いということで納得しているという科学者、研究者、指導者たちの現実があるのです。

私はそれに対して、はるか先を進んでいますから、このようなトレーニングの講座を作ることができているということです。皆さんも、ぜひぜひその脳神経系に深く進入し、その機能を引き出すことによって、能力のベースラインを上げた状態で様々なトレーニングに取り組んでいってください。そして「なるほど、このトレーニングは自分にとって、こういう意味があるんだな」ということを、多士済々に渡って知ることができる、本講座にぜひ参加していただければ嬉しく思います。

(了)

>>2010年夏期集中講座の詳細へ

2010年8月8日(日)9:30~14:00 大阪開催「2010年版 Newインナーマッスル初級Ⅰ」

講座のお申込みは運動総研コールセンターへ
電話 03-3817-0390(電話受付:10時~18時 日曜・木曜定休)
ファクス 03-3817-7724
※お申込み用紙のダウンロード(PDFファイル)
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