高岡英夫が受講者に聞く『鈍い股関節クッキリ覚醒法』とは
「手で触っているような実感をもって感じられた“股関節”」
◆お話いただいた方:小竹志郎さん(40代男性/奈良県/整形外科医・ゆる体操正指導員/『鈍い股関節クッキリ覚醒法』2009年12月13日受講)
高岡英夫(以下「高岡」)――小竹さんは整形外科医でもあるわけですが、この『鈍い股関節クッキリ覚醒法』という講座名をご覧になって、すぐに「参加したい!」と思われましたか。
小竹志郎さん(以下「小竹」)――いや実は、正直に言うとそうでも・・・(苦笑)。
高岡――そうですか(笑)。どんな印象でしたか。
小竹――高岡先生に面と向かっては申し上げにくいのですが・・以前からある、股関節鍛錬法の講座の復習になれば良いな、というくらいの考えで申し込みました。
でも、この考えは恥ずかしながら全然違っていたなと、後で分かりました。
高岡――どんな風に?
小竹――つまり、開けてびっくり『鈍い股関節クッキリ覚醒法』は、『股関節鍛練法』とは全く別のNEW講座だったのです。もっと全く印象の違う講座名にしたら良いのにと思う程でしたよ。
高岡――率直に言っていただくと私もうれしいですね。
小竹――(スタッフに向かって)講座内容は高岡先生が運動科学の研究の成果を十二分に活用して最良のものを考えてくださっているのだから、魅力的な講座名を考えるにあたっては、他の社員の方達からの提案があると講座名の印象をより客観的に把握できるのではないかと思います。
スタッフ佐澤――(汗)は、はい、ご意見いただきありがとうございます。もっと多くのお客様に講座の魅力がよく伝わる講座名を常に考えていきたいと思います。
高岡――それで、講座に参加されている時の実感を話していただけますか。
小竹――講座が進むにつれて、いつも行っているはずのゆる体操が、全く異次元の深さと意味を発揮して、タイトルどおり股関節をクッキリと覚醒させていきます。そして、まず立ち、歩きを皮切りに、それから次々に色々なことが変化していきます。
高岡――その実感は素晴らしいですね。こちらが狙っている講座の学習効果を、まさに深く体現してくれたということですね。他にもありますか。
小竹――はい、整形外科医として当然のことながら、私は外観としては股関節の構造を熟知しているわけですが、講座中に、自分の体の中で手で触っているような実感をもって股関節の形態が感じられました。
高岡――それは素晴らしい! でも、びっくりされたでしょうね。
小竹――はい。こんなことになるとは、正直夢にも思いませんでした。ここのところは整形外科の医者だからこそかえって、夢にも思えなかったのでしょうね。
高岡――なるほど。医師として治療の現場で発揮する外的認識と、自らが自分の身体を素材として身体開発に取り組む時の内的認識の違いですね。その「股関節の形態が実感できた」時の感覚を具体的に語っていただけますか。
小竹――はい。股関節の骨頭は球形をしているのですが、その球の形が、その40ミリほどの直径や、極めて滑らかな表面のすべり感や、そこにかかる荷重が一点に精密に集約する感じ等を伴って、まざまざと体の内部に浮かび上がってきたのです。
高岡――それは、とても深く内容のある経験でしたね。
小竹――はい本当に。さらにそれだけでなく、その精妙な感覚を味わいながら、立ち姿や歩きがみるみる内に変化していくので、そのことで更なる驚きを味わえました。
高岡――講座中にそこまで味わってもらうと、指導者冥利に尽きますね。
小竹――本当にありがとうございました。受講前にこの講座名に反応しなかった自分は、股関節が鈍いという自覚すら出来ないくらい股関節の意識が薄かったのだと、あらためて反省しました。
高岡――いえ、小竹さんもこうして重要な気付きを経て、充実した身体開発の道を歩み続けていらっしゃいますね。講座を通じて自分の身体の可能性や、身体開発の面白さに気付いていただく方が増えてくれると、本当に私も嬉しく思います。私も現状に満足せず、どなたにももっと分かりやすく、もっと実感しやすく、その中身をもっと深く感じられる講座に改善していくよう、日々努力を重ねて参ります。
(了)
2010年9月11日(土)13:30~18:00
さたでい身体シリーズ [身体能力] 『鋭い股関節クッキリ覚醒法 初級』
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